2012年09月03日
統制事項 (被服、装備、火器について)

2012年10月13日(土曜日)~14日(日曜日)に行われる「Heart Rock 3rd 2012」における、アホガン派遣要員向けの統制事項が決定しましたので報告します。
(被服について)
・戦闘服Ⅱ型、Ⅲ型、空挺服および防暑服4型(砂漠用含む) ※1
・防暑帽(砂漠用含む) ※2
・戦闘服には名札、国家標識大(左上腕部用/日の丸)、国家標識小(戦闘服胸用/緑地にJAPAN)の貼付を推奨。※3
(装備について)
脅威度の高い状況が想定されるため状況中は、
・88式鉄帽(+鉄帽覆い)類似のモデル品
・防弾チョッキ
・戦闘靴同型品ないし防暑靴類似品
以上の着用を統制とする。
・88式鉄帽類似品には「V8マウント」(類似品)の装着を推奨。
・防弾チョッキは官品同型モデル品の着用を推奨。装具の装着要領は各部隊長判断。
・防護マスクの携行にあっては化学戦の脅威が低いため、携行せず保管扱いと想定(携行しないでよい)。
・二―パッド、ゴーグル等受傷防止機材は各自「(想定)私物」の使用可能。
(火器について)
使用できる火器と弾倉の携行本数および弾数については、
・(小銃) 89式5.56㎜小銃 固定銃床、折曲銃床 (30発弾倉×6+1)、64式小銃(20発弾倉×6) ※4
・(機関銃) 5.56㎜機関銃MINIMI (600発) ※5
・(けん銃) 9㎜けん銃(P220、P226)またはUSP、ハードタイプホルスター (弾倉×2+1) ※6
・(機関けん銃) 9㎜機関けん銃
・(狙撃銃) 対人狙撃銃(M24)
機関銃以外の「多弾マガジン、BOXマガジン」の使用を不可とし、その他の火器については弾数は「リアルカウント」基準とする。また小銃等には必ず負い紐を装着し、記名ないし銃番号を表示する。
(注釈)
※1 戦闘服は官品同等品でなくとも各種PX品、モデル品の使用を可能とするが、仕様書に存在しない「BDU」「コンバットシャツ」等の使用は不可とするが訓練時、作業時等はその限りでない。
※2 防暑帽=ブッシュハット。一部商品名「アメリカンハット」。作業、訓練時等に着用。
※3 国家標識大(日の丸)に関しては同等品が現在販売されていないため代用品の使用可能。またPKO標識の貼付は不可。また戦闘服に直接縫い付けでなくとも、面ファスナー(ベルクロ)を取り付け「肩章」「ペン刺し」に貼付でもよい。
※4 64式小銃の使用は空自要員のみ。89式小銃、64式小銃ともに3点負い紐の使用を推奨。光学照準器、携帯探照灯およびそれらを装着するためのレイル等の装着は各自判断とするも、「短小銃化」「銃床交換」等の改造は不可。
※5 MINIMI MkⅠでの代用可能。MkⅡ、パラの使用は不可。MkⅠにMkⅡの提げ手のついた「空挺仕様」の使用は可能。
※6 P226での代用可能。ホルスターはハードタイプホルスター(Safariland社6000番台)を基準とするも、同等のロック機能を持つレッグタイプホルスターで黒色の「(想定)私物」の使用可能。またけん銃にはけん銃吊り紐(ランヤード)を必ず装着する。
以上。
アホガン復興支援群本部