2012年08月15日
第3次アホガン復興支援群要員募集開始

来たる10月13日(土曜)〜14日(日曜)に本栖ハイランド(山梨県南都留郡富士河口湖町富士ヶ嶺212)で行われる「ハートロック2012」において日本国自衛隊での参加希望者に向け、各種事前調整および連絡事項、統制事項等を通達するハートロック実行委員会公認ブログです。
ハートロック2012では自衛隊ユニットは「第3次アホガン復興業務支援隊」を編成し、アホガン国に派遣します。この「支援隊」は、本部、本部管理小隊(情報分隊、施設班、衛生班、通信班含む)、警備小隊、警務派遣班などからなる復興支援群を中核に編成され、ハートロック期間中はHQ(司令部)の指揮下で各種復興支援活動を実施します。
過去2次にわたり行われた「ハートロック」(※2012年春のHR 2.0を除く)において自衛隊ユニットは「戦闘行為ではなく復興支援」の大前提から、アホガン国に展開中の米国を筆頭とする有志連合に対する後方支援や、復興支援活動としての民生支援を実施。
具体的には、度重なる戦乱を経て荒廃したアホガン国の地での中学校の建設などのインフラ整備を実施。これらと平行して現地住民に対する施設器材の操作法を指導するなど支援を行ったことから、当初、排他的とも言えた現地住民から温かい応援と協力を取り付けることに成功し、各方面から賞賛された厳正な規律を保持した派遣隊員の立ち居振る舞いから大きなトラブルをはじめ、交戦状態に陥ることもなく、一発の銃弾も発射することなく、過去2次にわたる派遣を成功裏に終了。この度、第3次アホガン復興支援群を編成、追加派遣が決定――と、「公式発表」は以上。
Google検索「ハートロック 自衛隊」で検索すれば一目瞭然。ある意味でハートロックにおいてもっとも「過酷」な任務を付与されるのが自衛隊とその仲間たちです。
第1次派遣では編成完結式直後に貸与されたホウキで宿営予定地での炎天下での「インフラ整備」こと「ガチ清掃」。
第2次派遣では、交差点で検問を実施すれば「とくしゅぶたい」に中指立てて「ジャップ!フ◯ック!」と罵れ、彼らが軍用車で現地住民を跳ね飛ばして逃走すれば、現場検証こと後始末。さらに武装勢力が威嚇発砲しながら宿営地に大挙押し寄せても無線の先のHQからは自衛戦闘さえも許可されず、その代わりに飛んでくる無線は「X地点のマリーンに水運べ」――と、ハートロックにおける自衛隊ユニットはもっとも「ヒストリカル的要素と忍耐」の要求されるユニットです。
端的にいってヒストリカルゲームとはいえ、交戦状況を望む方の参加はもっとも向いていないユニットといえ、「それでも」と、胸に秘めた淡い野望と幻想は状況開始5分で粉砕されることでしょう。
それは特殊部隊――ゲリラコマンドウ攻撃対処専門部隊――で参加!と、なったところで同じです。やらされることの9割は一般部隊とおなじく有志連合に対する補給をはじめとした後方支援が主要な任務となります。
それを踏まえた上で対ゲリコマ部隊の部隊特性を考慮した運用をとったとしても、本部管理小隊内の情報分隊での運用が考えられますが、これは「自衛隊活動予定地域の詳細な地理情報の収集」。つまり、本栖ハイランド周辺地域に本隊に先行して潜入・潜伏。一切の行動を秘匿し、隅からスミまで情報収集を実施するなど非常に過酷な任務を付与されることでしょう。
また警備小隊はじめ、施設班、通信班などにおける一般の曹士(下士官兵)的な隊員の一人でも多くの参加こそが自衛隊の「ダサ格好よさ」を具現化するもっとも重要な要素であり、過去のハートロックでその中心として活躍した米陸軍部隊の統制美。ひとりひとりが「ヒーロー」や「スーパーマン」を気取るのではなく、「個人ではなく集団で魅せる」スタイル。この「一般歩兵」の「ザク的統制美」の実現こそがハートロックというイベントの希求すべき命題であると考えます。
さまざまな制約が存在し、多くの忍耐の要求される自衛隊ユニットですが、ハートロックのいぶし銀の名脇役として共に戦う仲間をここに募集します。我こそは!という、全国の奇特な隊員諸君の挙手を、第3次アホガン復興支援群本部要員一同、お待ちしております。
ハートロック2012
アホガン復興支援群本部
Posted by アホ支群本部 at 09:15│Comments(0)
│通達
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