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2012年09月10日

火器の統制について

各統制事項の詳細について。ハートロック2012で自衛隊ユニット「アホガン復興支援群」で使用できる火器は、

・(小銃) 89式5.56㎜小銃 固定銃床、折曲銃床 (30発弾倉×6+1)、64式小銃(20発弾倉×6)
・(機関銃) 5.56㎜機関銃MINIMI (600発) 

・(けん銃) 9㎜けん銃(P220、P226代用可能)またはUSP (弾倉×2+1) 
・(機関けん銃) 9㎜機関けん銃 
・(狙撃銃) 対人狙撃銃(M24)



以上とし、HQ通達により機関銃以外の「多弾マガジン、BOXマガジン」の使用の一切を禁止とし、その他の火器については装弾数は「リアルカウント」基準とする。アホ支群では小銃等の火器には脱落防止処置として必ず負い紐(スリング)を装着し、錯誤防止処置として記名ないし銃番号を銃本体、概ね銃床部後端付近に表示するものとする。

以下、主要火器の詳細。

・89式5.56㎜小銃

アホ支群の主力小銃であり、警備小隊、情報小隊で大多数の隊員が携行する火器である。弾倉は7本携行を基準とし、負い紐は「新型(黒色)三点負い紐」類似品(Eagle社製、東京マルイ製等)を推奨とし、照準補助具(光学照準器)、ライト等の搭載は各自の裁量。二脚を必ず携行し、着脱は各部隊長の判断で行う。

また銃本体への大幅な改造(短小銃化、銃床(ストック)の交換等)および外部電源の使用は禁止とする。

(固定銃床)

火器の統制について

(折曲銃床)

火器の統制について

89式小銃折曲銃床の使用は各自の「想定」に準拠。情報小隊で使用する89式小銃は折曲銃床を推奨。

火器の統制について

89式小銃本体への左切替金(左セレクター)の装着は「想定海外派遣」のため推奨とし、折曲銃床の場合、銃床折り曲げ時に切替金が銃床左側面に干渉するため取り付けには注意が必要。


(89式小銃用照準補助具)

陸上自衛隊で光学照準器(ダットサイト)が使用され始めた初期から部隊購入した訓練用品や、隊員個人の私物としてひろく使用された純国産ダットサイトのサイトロン(旧タスコ)製MD33。

火器の統制について

火器の統制について

MD33以外にもサイトロン製品は数多く使用されており一般購入可能。類似する形状のものでの代用も可能。

また、部隊購入品、隊員私物としてAimpoint社COMPシリーズ、EOTech社製のものなども使用されているが、現在では第一線の普通科部隊を中心に商社の納入した「89式小銃用照準補助具」の配備が進んでおり、海外製光学照準器の使用は僅少となっている。

光学照準器搭載用のレイルに関しては東京マルイ製、赤羽フロンティア製のものが入手容易だが、サイトロン製、一部納入余剰分などでミリタリーショー等で流通している実銃用は、固定マウントの形状違いから、実銃用のレイルをそのまま東京マルイ製89式小銃には搭載できず注意が必要。(※ 加工にて装着は可能)

また部隊では市街地戦闘等で至近距離射撃の可能性が高い状況以外では、光学照準器の搭載は精密照準の際の精度が低下し、銃本体重量も増加するため野戦では敬遠される傾向にある。


・5.56㎜機関銃ミニミ

アホ支群では分隊支援火器として警備中隊、情報小隊に配備され、指定された機関銃手が運用し、部隊の根幹となる火力を発揮する。

火器の統制について

TOP製「自衛隊仕様」刻印部分。

火器の統制について

5.56㎜機関銃ミニミにあってはTOP社製「自衛隊仕様」以外に、各社MINIMI MkⅠの使用を可能とする。

海外メーカー各社から販売されているMINIMI MkⅠは銃身上部の上部被筒(ヒートガード)がついておらず、自衛隊ライセンス生産品と形状は異なるがMkⅡのヒートガード取り付けを推奨とする。MkⅡ、パラの使用は不可。MkⅠにMkⅡの提げ手のついた「空挺仕様」の使用は可能とするも、銃床の交換、バイポッドグリップ等の取付などの銃本体への大幅な改造は禁止とする。

火器の統制について

また「リアルカウント」で運用されるハートロックでは機関銃以外の多弾マガジン、箱型マガジンの使用が禁止されており、自衛隊ユニットでは唯一、多弾マガジンの使用できる火器がMINIMIとなる。200発プラスチック製弾倉および、89式およびM16弾倉の携行も推奨。またHQ通達により機関銃の装弾数は600発を上限とする。(※ 全参加ユニット共通)

また負い紐(スリング)の装着は、官品類似形状の機関銃用負い紐が量産されておらず、89式同様の黒色3点負い紐や、改造旧弾帯、LAM紐等の転用および市販されている各種負い紐の使用を可能とする。


・9㎜けん銃

通常の普通科中隊では指揮官、機関銃手、無反動砲手等が自衛火器として携行する9㎜けん銃は「想定海外派遣」ということで、近年の海外派遣の際のSOPに準じ、アホ支群では宿営地外で活動する指揮官以下、総員が携行するものとする。

火器の統制について

けん銃の携行要領についてはレッグホルスターを使用し、官品ハードタイプホルスター(市販されているSafariland社6000番台)を基準とするも、現在、流通が停止しており、入手難のため「想定私物購入品」を使用する場合は、

「Safariland社6000番台と同型品か、同等のロック機能を持つ他社製レッグタイプホルスター」

以上の範囲内で「(想定)私物」使用可能。

またけん銃には必ずけん銃吊り紐(ランヤード)を装着し、警務派遣隊員が9㎜けん銃を携行する際には帯革装備に黒色皮革製ソフトタイプホルスターで携行するものとする。

また、9㎜けん銃はP220、P226での代用を可能とする。


以上。


アホガン復興支援群本部




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Posted by アホ支群本部 at 04:48│Comments(0)統制事項
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