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2012年10月20日

橋本学生20さいの冒険

ハートロック初日。宵の帳がおりて各所で団結会(飲み会)のコールと、雄叫びが聞こえ、辺りは「お祭り」の祝祭的空間と化す。

アホ支群宿営地も全国から集まったJ隊野郎同士がアツイ親睦を深め、他国参加者からの表敬訪問を受け、大いに盛り上がっていた。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

精強な部隊の源である「団結」。この団結を涵養するために深夜「武器」として使用されるのが酒である。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

費用対効果が高く、武器として使用される酒類のなかでもその主力兵器として使用される「焼酎」。このボトルがものの数分でバンバン空いていく様は壮観である。

橋本学生20さいの冒険

おなじ「桜商事」で青春を過ごした者同士、世代も支店も違えど、思い出話に花が咲く。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

伝説の酒豪の集まる米陸軍チームが表敬訪問。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

気合いの入ったアニキたちの気迫漲るコールと、根性の入った飲みっぷりに感化された橋本学生が、

「自分にも飲ませてください!」

と、志願。焼酎のボトルに手を伸ばす。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険


「いざネクストステージへ」


橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

――コールの大合唱以前から、生意気にも「自分もビール貰っていいっすか?」「もう一本いいっすか?」「もう一杯」――と、地味に飲み続けていた橋本学生。焼酎の一気飲みで突如、ナニカが降臨したのか戦時中出征した爺さんがどうしたこうした、「中国なんて~」「日本人は~」と、発言も穏やかじゃない。

と思えば、つい先日、「ヤラハタ」を迎えた橋本学生。

「自分ってなんでモテないんですかね?どう思います!?」(←見たままそのままだろ)と、女性参加者に絡み、挙句の果てにいつ持ち出したのか、小銃片手に青春のリビドーを喚き散らす橋本学生。

橋本学生20さいの冒険

「青春」とはときに醜悪なものである。

そして、いくら「おもちゃ」とはいえ小銃は「小銃」なのだ。いついかなるときも実銃として扱い、最大限の敬意を払い、細心の注意を持って接しなければならない。

安全区域で弾倉を装てんする、安全装置を外すなど言語道断。小銃を「もてあそぶ」など、正気の沙汰ではない。

先輩たちの忠告も聞かずに暴走を続ける橋本。もはやこうなれば実力行使(お仕置き)しかない。

橋本学生20さいの冒険

橋本学生20さいの冒険

※ 捕獲されし橋本学生20さい。

寒風吹きすさぶキャンプMOTOSUに国防経験者の号令が響く!

「腕立て伏せの姿勢をとれ!!」

橋本学生20さいの冒険

「!!!」

橋本学生20さいの冒険

国防経験者2名の指導のもと、絶賛「根性注入」される橋本学生20さい。

橋本学生20さいの冒険

「ケツが高いぞ!気合いを入れろ!!」「おまえの反省はその程度か!?」

橋本学生20さいの冒険

と、「シンキョースタイル」で根性を入れられた橋本学生。しかし、国防経験者の優しさか、「腕立て伏せをさせる」のではなく、ともに腕立てをするさまは愛に満ちた「正しきお仕置き」の姿である。

「いざネクストステージ」をのぞき、一皮むけたかと思えば、

橋本学生20さいの冒険

瞬間、このザマである。

「鉄拳サイト―」の異名を誇る糧食班長に説教を頂戴する橋本学生20さい。

橋本学生20さいの冒険

お説教中もこの表情である。

橋本学生20さいの冒険


――このマイペースぶりはとんだ大物か、ホンモノの「ヌケ作」のどちらか?どうにも後者の可能性が濃厚だ。

この後、橋本学生20さいは「連続マーライオン状態」に陥り、介抱のため、多くの人出がとられ、先任らの安眠を妨害。さらに就寝後、不寝番が点検するも入っているはずの寝袋の中にいない!

すわ酔っぱらったまま徘徊か?

と、ライト片手に宿営地を探すもどこにもいない。再度、天幕内を探すと空っぽの寝袋が小刻みに動いている。寝袋を引っぺがすと、そこにはめくれまくったTシャツ、ずり落ちたパンツ姿の橋本学生20さいが赤ん坊の如く縮こまって、脱ぎ散らかした被服のスキマに挟まり寒さに震えている。

「貴様、どこまで手間かけるんだ?」

と、軽く殺意を感じつつも、翌朝の本状況で熱発で脱落されて部隊行動に影響が出ることこそ大問題だ。

服を着ろ、寝袋に入れ――と、指導するも、

「服着れません。寝袋の入り方わかりません。ケツが痛いです」

と、のたまう橋本学生20さいを手取り足取り寝袋にブチ込み、夜が明けた。


翌朝――。

「昨日は飲み過ぎてなにも覚えてないんですよね~」

部隊員一同、いわく「おゆとり様」に殺意を覚えた瞬間であった。


しかし、橋本学生20さいを暴走させた酒。気合いの入った飲みっぷりのアニキたちも皆、生まれながらにアニキであったわけではない。大なり小なり酒で失敗をしながら立派な「アニキ」となっていったのである。

ある者は「イットペ時代」にヤマ(演習)で行われていたガチンコの団結会でしこたま飲まされ、そのまま側溝にドボン。中隊総出の捜索でずぶ濡れの凍死寸前で発見され、またあるアニキ達は初期ハートロックでしこたま飲み過ぎ、そのままMIA(行方不明)で翌日の本番前にKIA。

皆、数多の「オイタ」を経験して「アニキ」=「大人」になっていったのである。

「酒は飲んでも飲まれるな」

わかっちゃいるけど、むつかしい。

こうして橋本学生20さいはまたひとつ大人の階段を上ったのであった。




そしてこのとき、橋本学生の「ヤラハタ」=「妖精化」を阻止するため、かねてから構想されていた作戦が静かに再始動したのであった。

優しい兄貴たちは自分たちの稼ぎのなかから橋本学生の為にカネを積み立て、大阪飛田新地の通称「妖怪通り」をはじめ、横須賀安浦「ババアゾーン」、新潟「あげまん慶子」(!)など各地に存在する、老練超絶テクニシャンの揃う「性のラビリンス」に橋本学生を連行。じ後、「夜間戦闘射撃訓練」を実施。二次元に傾倒しつつある橋本学生を「こちら側」に連れ戻し、

「人は見た目ではなく中身(←本質)」

ということを身体にわからせる――という愛にあふれた作戦だ。



以下、業務連絡。

「夜間戦闘射撃訓練実施計画」

日時 平成24年年末 (忘年会後段が適当か)
地域 未定 (候補として大阪飛田新地、横須賀安浦、千葉栄町、「あげまん慶子」)
目的 夜間戦闘射撃について演練し、その要領を習得させる。
課目 夜間戦闘射撃
時間 15~30m
立案の基礎 継続的な射撃予習は終了している。的確な状況判断、決心については演練を要す。
装備 支援車両小型2両。(護送用1両、阻止車1両)
資材 現金10000円程度

(編成) 

指導部 各隊指揮官、先任
実施部隊 橋本学生20さい
支援部隊 (支援) 車輛2両 人員8名

(実施の概要)

捕獲 → 命令下達 → 移送 → 目標と遭遇 → 講評 


以上。 


橋本学生20さいに幸あれ。




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Posted by アホ支群本部 at 03:24│Comments(0)報告
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